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2016年3月19日 (土)

ショーンK氏の経歴詐称問題 雑感

ショーンKこと、経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏の経歴詐称問題がメディアを賑わせています。

このニュースを聞いて驚いたのは、21世紀の現代においても、学歴、職歴、名前を含めて、これだけ大掛かりな詐称をしている人物が、何食わぬ顔で多くのテレビ番組に出演していたという点です。佐村河内守氏の事件でも感じたことですが、いわゆる「ハロー効果」(ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象)によって、皆が思考停止状態に陥っていたのでしょうか?

私がショーンK氏に疑念を持ったのは、佐野研二郎氏による五輪エンブレム騒動のころに、テレビ朝日系の「報道ステーション」を見たときでした。古舘伊知郎氏からコメントを求められたショーンK氏は、突如として、「マドリッド協定議定書による商標の国際出願」の話を始めたのです。これは商標出願の一制度の説明であり、エンブレムのデザインが盗作かどうかという一連の疑惑とは、何の関連性もありません。これを見た私は、「このハーフ顔のイケメンコンサルタントはなんか胡散臭いなあ」と直感的に感じました。

しかし今になって思えば、もともと高卒のDJ・声優に過ぎなかった人物の口から、「マドリッド協定議定書」の話が飛び出して来ることには驚きを禁じ得ません。番組出演前に、他のコメンテーターとは違う切り口を模索しながら相当勉強したのは間違いないと思います。こういった真面目な姿勢がメディアの現場では好意的に受け止められていたのでしょう。

今回持ち上がった各種の詐称にしても、彼自身は「メディア向け人格」を成立させるために必要と感じ、必死にそれを演じ続けていただけなのかもしれません。

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