« 「弁理士の日 記念講演会」が無事終了! | トップページ | 初めての堺市! »

2012年7月 1日 (日)

10年後にどうなっているか?

昨年に引き続いて、弁理士仲間のドクガクさん(http://benrishikoza.blog24.fc2.com/blog-entry-1730.html)から、7月1日の弁理士の日に合わせて記事を寄稿するよう、依頼を受けました。今年のタイトルは「10年後にどうなっているか?」です。

正直、「10年後にどうなっているか?」など分かりようもないのですが、自分自身、そして弁理士全体がどうなっているかについて、思うところを述べたいと思います。

まず、自分自身については、10年後も、やはり独自の切り口から知的財産の啓蒙活動を続けていると思います。今までも、『知られざる特殊特許の世界』や『女子大生マイの特許ファイル』などを通じて一般への知的財産の浸透を図ってきましたが、まだまだ力不足であると言わざるを得ません。10年後には、もっと広く受け入れられるような情報発信をしていることを願っています。

弁理士全体については、減少する出願数と増加する弁理士数の影響で、既に市場の需給バランスが崩壊していますが、単に値段競争に走るのではなく、業界全体で付加価値の高いアウトプットを行い、弁理士という職業の社会的な存在意義・存在価値を高めていく必要があると思います。さすれば、10年後の弁理士の未来も、それほど暗いものとはならないでしょう。ただ、淘汰されていく人たちが出るのは避けられないと思っています。

|

« 「弁理士の日 記念講演会」が無事終了! | トップページ | 初めての堺市! »

コメント

普天間基地問題で失った米国の信頼を取り戻すため、政府民主党はTPPへ参加することは必至です。TPPへ日本が参加することにより、米国特許弁護士が日本国の市場を席巻するのではないでしょうか?

投稿: masa otuka | 2012年7月 2日 (月) 08時46分

御参加いただきありがとうございます。

さて、微力ながら、私も「一般への知的財産の浸透」を目的に活動をしております。
10年後、今よりももっと広く深く浸透していることを期待しています。

また、先生の作品を楽しく拝読させて頂いておりますので、10年後の「情報発信」にも非常に興味があります。
次回作も今から楽しみです。

投稿: ドクガク | 2012年7月 2日 (月) 12時28分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 10年後にどうなっているか?:

« 「弁理士の日 記念講演会」が無事終了! | トップページ | 初めての堺市! »