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2012年2月10日 (金)

『あんぽん 孫正義伝』

Anpon

久々に本のご紹介です。私は一日か二日に一冊のペースで読書をしているのですが、『あんぽん 孫正義伝』は久々のヒット作でした。

『あんぽん』というのは、孫正義氏の通名「安本正義」の名字を音読みしたもの。著者はノンフィクション作家の佐野眞一氏です。これでもか、これでもか、というくらい大勢の人に取材しています。(孫氏本人も訪れたことのない、韓国にある孫氏の先祖の墓にまで行っています。)私も緻密な取材に基づいて執筆活動をしてきたつもりですが、佐野氏の驚異的な取材力には到底及びません。

それだけあって、本の内容も非常に強烈です。「今から一世紀前。韓国・大邱で食い詰め、命からがら難破船で対馬海峡を渡った一族は、筑豊炭田の“地の底”から始まる日本のエネルギー産業盛衰の激流に呑みこまれ、豚の糞尿と密造酒の臭いが充満する佐賀・鳥栖駅前の朝鮮部落に、一人の異端児を産み落とした。」という帯のメッセージからわかるように、正直、「孫正義伝」というよりも、「在日韓国・朝鮮人の近現代史」という読み方をした方が楽しめると思います。

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