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2011年10月30日 (日)

大王製紙騒動の怪

テレビ報道では、オリンパスよりも大王製紙の井川意高(いがわもとたか)元会長に対する巨額融資事件の方が話題になっているようですね。元会長が辞任してから1ヶ月以上が過ぎていますが、最近になってテレビなどで大きく取り上げられているのは、「100億円以上のお金のほぼ全額をカジノにつぎ込んだのではないか?」という情報が流れてからのようです。

そのため、メディアは単なる「バカ殿のご乱行」という流れで報じていますが、そんな単純な話ではないような気もします。一応、元会長は東大法学部出身で、一度は経営トップになったわけですし、創業家出身ということで、それなりの「帝王学」も学んだはずですから、さすがに、単なる「バカ」ではないでしょう。100億円以上という巨額の融資も長年の累積ではなく、わずか1年半という短期間です。ほぼ全額をカジノにつぎ込んだのだとしても、このペースの速さはやはり異常であり、依然として「謎」だと思います。

また、確かに借りる方も借りる方ですが、貸す方も貸す方だと思います。「井川親子の支配する同族会社だったから仕方がない」ということではなく、大王製紙において、どういった企業統治や内部統制がなされていたのか、個人的には、そちらの方が気になっています。

なお、大王製紙にしても、オリンパスにしても、株主、取引先、投資家、顧客などに対しては形式的に謝罪していますが、従業員に対しても、きちんとした説明を行っているのでしょうか?今回の両社の一連の騒動を見ていて、「これらの会社の経営陣は、毎日一生懸命働いている従業員に対して”申し訳ない”という気持ちを少しでも持っているのだろうか?」と、かなり疑問に感じました。

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