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2011年3月 5日 (土)

「カンニング巻二郎」をご存知でしょうか?

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皆さんは、「カンニング巻二郎(まきじろう)」をご存知でしょうか?私は、今回の入試問題ネット投稿事件の一連の報道を見ていて、即座に、この人物のことを思い出しました。

「カンニング巻二郎」(本名:虎野巻二郎(とらのまきじろう))は、1980年代前半に「コロコロコミック」で連載されていた『とどろけ!一番』という受験漫画に登場する小学生です。当時「コロコロコミック」を愛読していた私は、中学受験を格闘技のように描くこの作品を毎回楽しみにしていました。

巻二郎は、ある日突然、主人公である「轟一番(とどろきいちばん)」の所属する「大日本進学塾」に黒ずくめの姿で登場します。実は、彼は「試験犯罪者リスト」にも掲載されている「一度もバレたことがない」というカンニングの達人なのです。(一度もバレたことがないのに、どうして犯罪者なの?)

その翌日、いきなり一番と巻二郎は試験対決をすることになります。試験前に巻二郎は一番に握手を求め、その腕力を使って一番の右手首に強力なダメージを与えます。そして、相手の力を奪ったところで、(何らかのバレない)カンニング技を使って、試験問題をスラスラと解いていくのです。

絶体絶命と思われた一番でしたが、窓から差し込んできた日光で、巻二郎の耳から伸びている極細コードを発見します。巻二郎は耳から音声でカンニングをしていたわけです。巻二郎のカンニングを見破った一番は、いきなり巻二郎に向かって鉛筆(四菱ハイユニ)を投げて巻二郎のイヤホンを破壊し、試験対決で見事勝利します。

巻二郎は時計の中に仕込んだ「超マイクロテープレコーダー」で再生された音声を有線コードを介して耳のイヤホンに送っていたわけですが、「テープ」や「有線コード」を使うなど、その手法は非常にローテクです。(連載当時はハイテクだったのかもしれませんが・・・。)

今回のカンニングの手口は、この漫画が連載されていた1980年代前半の技術水準からは、到底考えられないものですが、今回逮捕された予備校生は、巻二郎などと比べれば、全然悪質ではないですし、ここまでメディアで大きく取り上げて吊るし上げる必要性はなかったように思います。

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