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2008年10月23日 (木)

庶民感覚って?

毎晩のように高級ホテルのレストランやバーで飲食している麻生首相が、記者団から「何万円もする高級店に連日行くのは庶民の感覚から懸け離れている」と質問されて、「ホテルのバーは安全で安い」と反論したということが報道されていました。

マスコミが大好きな「庶民感覚」という言葉。格差が広がり、「一億総中流」の社会が崩れつつある現在においては、その意味するところが不明になっている気もします。

日本に戻ってきて驚いたのは、高い飲食店と安い飲食店の格差が非常に広がっていることです。高級レストランは相変わらず高いですが、吉野家などは、10年前よりも安くなっていますし、ファミリーレストラン「すかいらーく」の廉価バージョンである「ガスト」は、更に廉価な「Sガスト」を展開中です。

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また、銀座の中心部でコーヒー1杯を頼めば1000円くらいしますが、数ヶ月前に大阪駅近くで利用した喫茶店は、コーヒー1杯が200円でした。さらに、宿泊施設にしても、高級ホテルを筆頭に、個室ビデオ店やネットカフェまでが揃っています。ここまで格差が進行すると、いくらが無難な価格であるのか、どこが無難な価格でサービスを提供しているのか、何だか良く分からなくなってきます。

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コメント

誰が庶民であるかはさておいて、親が自分のための学校を建てたり、自分の家の庭で幼稚園の運動会を開いてもらったりしてきた麻生氏が庶民感覚のないのは議論の余地のないところでしょう。

問題はそういう人間が経済対策を行い、生活保護などの基準判断の根幹を決めるという事でしょう。そして実際その中で彼は問題視されてさえも「帝国ホテルのバーは安い」と言ってしまい、「知識」として得た庶民感覚を、自分のもって生まれた「感覚」で裏切ってしまっていますね。

これは口先で「庶民」「生活の保障」といってもその中身が所詮、数字で見たものでしかないという事。そういう机上の数字は今かえって切り下げられる俎上にあるわけですね。怖いことです。

投稿: nakayama | 2008年10月24日 (金) 18時49分

nakayamaさん
 本質を突いたコメントですね。そういった意味では、麻生氏に限らず、政界が、二世、三世の政治家ばかりになっているというのは、本当に怖いことです。

投稿: いなぽん | 2008年10月24日 (金) 23時14分

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