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2005年12月14日 (水)

”超有名模範囚”の死刑執行

昨日、自宅アパート内のフィットネスセンターでテレビを見ながらエクササイズに励んでいると、カリフォルニア州中部の刑務所の前でプラカードを掲げて叫ぶ人々のニュースをずっと流していました。予備知識がなかったもので、最初は何のことだかさっぱり分からなかったのですが、良く見てみると、テレビ映画にまで取り上げられた”超有名模範囚”の死刑執行に反対している人たちのデモでした。

この”超有名模範囚”とは、悪名高いギャング団である「クリップス」の創設者であり、コンビニやモーテル強盗で4名を殺害したことで死刑判決を受けたスタンリー・ウィリアムズ死刑囚(51)。収監後、青少年に向けて暴力反対の本を出版したり電話で説教したりするなど、その特異な獄中の”模範行為”が話題となり、その人生がテレビ映画化。ノーベル平和賞や文学賞の候補にまでなったことがあったそうです。本人が一貫して無罪を主張していたこともあり、ハリウッドスターなども名を連ねた大々的な助命嘆願が出され、これに”単なる死刑制度反対派”が加わり、騒ぎがここまで大きくなったわけです。

しかしながら、再審を求めた訴えも、州最高裁や連邦裁ですべて却下。減刑の権限を持つシュワルツェネッガー州知事も助命嘆願を拒否したために、本日未明、予定通り死刑は執行されてしまいました。「やはり、シュワルツェネッガーはターミネーターだ!」と怒りに震えるウィリアムズ死刑囚の支持者もいるようです。先月の行財政改革の住民投票の4項目すべてにおいて痛い敗北を喫したシュワルツェネッガー知事としては、今回も相当判断に苦しんだのは間違いありませんが、まあ結局のところ、極刑を望む多くの保守層の意向を 無視するわけにもいかず、減刑に踏み切ることができなかったのだと思います。

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コメント

スタンリー“トゥキー”ウィリアムスは処刑されて当然だったと思います。ノーベル平和賞は、誰か代議士あたりに一筆書いてもらえれば簡単に候補になることはできるし、トゥキーは無罪を主張し、遺族に対する謝罪の気持ちも無かったようです。クリップスを結成して治安を悪化させたのも重罪ですし、地域住民もその多くが死刑を望んでいたようでした。減刑にする要素がなく、一般世論に悪い見本を示さない為にも今回の処刑は妥当だったと思います。

投稿: ライアン | 2006年1月 8日 (日) 18時41分

この処刑は間違ってます。死刑が避けられないとわかっている人がこんな活動をするでしょうか?生きるために犯罪を犯してしまった人もいるかもしれません。しかし、彼は他の犯罪は認めています。でもこの犯罪だけは認めてません。これだけの人が死ぬ間際までも嘘をついて死んで行くとは思いません。悪い見本とはなんのことですか?間違った人がやり直せる見本ではだめなんでしょうか?

投稿: ジョニー | 2008年6月30日 (月) 20時04分

宮崎勤死刑囚の死刑執行のときも感じましたが、これは難しい問題ですね。

投稿: いなぽん | 2008年7月 1日 (火) 23時48分

「人生は何度でもやり直せる。」
この名言は全ての人の全ての状況に適応する言葉ではありません。
人間社会において罪と罰の定義が定められそれに抵触したなら、人間的生活やめるか、人生やめるしか選択出来ないでしょう。

殺人=死刑 

私はこれで十分だと考えます。
人権擁護とは生きている者だけを守るのがおかしいわけで、被害者も偶然から被害にあったり、被害に遭いたくて生活していたわけではなく、普通に人権を守られる立場の人が人権を蹂躙された段階で、加害者の人権も奪わねば等しくならないのではないかな?
もちろん、被害者も被害に遭うべく遭った人なら情状酌量も視野には入りますがね。
例えば日本の5・15事件や2・26事件とか。
必要悪。
闇を黒で裁く。白が裁けないならいたし方が無い。私はそう考えます。

投稿: ハムラビ法典 | 2008年7月11日 (金) 09時24分

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