『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)と「東北ずん子」
広島東洋カープの「C」マーク、中央大学の「C」マーク、シンシナティ・レッズの「C」マーク、智弁学園和歌山高等学校野球部の「C」マーク…。
多くの方々に衝撃を与えた『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)の表紙のオビ。このデザインに決定したのは、ひととおり原稿が出来上がった後でした。じつは、当初私が出した案は、東北復興支援キャラクター「東北ずん子」だったのです。
「講談社現代新書」には似つかわしくなく、「いったい、どうして?」と思われた方も多いかもしれません。じつは、本書を執筆していた2016年当時、松尾豊氏の『人工知能は人間を超えるか』(KADOKAWA/中経出版)が、かなりの勢いで売れており、その表紙のオビに、アニメーション映画『イヴの時間』(ロボットと人間との共生を描いた作品)に登場するヒロインが描かれていたのです。そこで、恥ずかしながら、「アニメ風美少女キャラで押すしかないのでは?」と勝手に考えたのでした。(この案は、即却下となってしまいましたが…。)
周りの方々にこの話をすると、「ずん子にしなくて良かったね」と、誰もが口を揃えておっしゃるので、やはり表紙のオビは「C]マークにして正解だったと思います。
« 小池都知事、自民に離党届 新党代表に、対立鮮明化 | トップページ | 『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)の表紙の謎 »
この記事へのコメントは終了しました。
« 小池都知事、自民に離党届 新党代表に、対立鮮明化 | トップページ | 『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)の表紙の謎 »
コメント